カイマー完全V 12、13年0勝も「復活できると…」

[ 2014年6月17日 05:30 ]

全米オープンを制し、優勝カップを手にするマルティン・カイマー

USPGAツアー全米オープン最終日

(6月15日 米ノースカロライナ州パインハースト パインハースト・リゾート=7562ヤード、パー70)
 2位に8打差で迎えた18番グリーン。故スチュアート氏が勝った99年最終日と同じ右奥のカップに5メートルのパーパットを沈めたカイマーは、胸元で手を叩き喜びを表現。11年のロリー・マキロイ以来、大会史上7人目の完全優勝を果たし「大きなミスをしなかったのが勝因」と胸を張った。

 今大会のバーディー数は全体1位の16。平均パット数は1・53で3位と、卓越したパットで一度も首位を渡さなかった。ドイツ出身ではベルンハルト・ランガー(56)に並ぶメジャー通算2勝目となった。11年に世界ランク1位になったが、スイング改造に失敗して12、13年は未勝利。ビッグタイトルをつかみ「復活できると思っていた。こんなに長くなるとは思わなかったけど」と感極まった。

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2014年6月17日のニュース