ナダル5連覇へ順当8強 準々決勝で昨年の決勝再戦が実現

[ 2014年6月3日 05:30 ]

男子シングルス4回戦で快勝し、8強入りを決めたラファエル・ナダル

テニス全仏オープン第9日

(6月2日 パリ・ローランギャロス)
 男子シングルス4回戦で史上初の5連覇を狙う第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)に6―1、6―2、6―1で快勝し、順当に8強入りを決めた。昨年準優勝の第5シード、ダビド・フェレール(スペイン)はケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6―3、6―3、6―7、6―1で下した。次戦の相手はナダルで、昨年の決勝の顔合わせが準々決勝で実現する。

 鮮やかにリターンを決め、王者ナダルは力強く左拳を突き上げた。世界ランク83位の格下を寄せ付けず、独特のスピンを利かせた強打で圧倒。1時間34分で悠々と8強入りし「ミスも少なく、試合を重ねるごとに調子が上がってきた」と充実感に浸った。第1セットから「狙い通りにベースライン付近でうまくコントロールできた」といきなり5ゲーム連取。軽度の腰痛を抱える不安を感じさせず、最終セットも5ゲームを連取して圧勝した。

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2014年6月3日のニュース