みなみ 史上初のアマ2勝へ25歳差“親子タッグ”

[ 2014年5月2日 05:30 ]

キャディーを務める木村と談笑する勝みなみ

 国内女子ゴルフのサイバーエージェント・レディースは2日、千葉・鶴舞CCで開幕する。史上最年少の15歳293日でツアー優勝を果たしたアマチュアの勝みなみ(鹿児島高1年)は1日、開幕に備えて入念に調整を行い、アマとして史上初の2勝目を狙う。

 この日の午前、勝はコース近くの練習場で「300球は打ち込みました」とショットを確認。午後はコースでアプローチやパターなどを中心に約3時間の練習を行った。ツアー2勝目は“親子ペア”で挑む。キャディーは開催コースの所属プロで08年の神奈川県オープン優勝などの実績を誇る木村龍(40)が務める。知人の紹介で親子ほど年が離れた男性と初タッグを組むが、木村がオヤジギャグで雰囲気を和ませると、15歳は「話が面白いし、気楽にやれそう」と信頼を寄せる。ツアーでは普段から「半分はキャディーさんの力。いつもパットのラインを聞いている」と明かし、コースを知り尽くした木村の存在は心強い。

 「きのうの夕食は焼き肉でアイスクリームも食べました」と気負いを感じさせない勝。シンデレラガールは自然体で1番のティーグラウンドに立つ。

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2014年5月2日のニュース