エディーHC “相撲スクラム”盗んだ 朝稽古を見学

[ 2014年4月17日 05:30 ]

佐渡ケ嶽部屋の朝稽古を見学したラグビー日本代表のエディーHC

 ジャパンに角界の技術を注入だ!ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)とマルク・ダルマゾ・スクラムコーチ(SC)が16日、千葉県松戸市の大相撲佐渡ケ嶽部屋で朝稽古を視察。相撲の立ち合いの技術をスクラムに取り入れ、来年に迫ったW杯で8強を目指す。

 熱気のこもる土俵上。2人が特に注目したのが腰を低く落とし、勢い良くぶつかり合う立ち合いのシーンだった。至近距離の相手を目掛けて全力でぶつかる動作は、まさにスクラムセットそのもの。ジョーンズHCは「短い距離で押し出す力というのは、スクラムの入りのところに似ている」と指摘。「足首の柔軟性が重要であることも分かった」とインスピレーションを得ていた。

 所用で途中退席した指揮官に代わって十両・琴勇輝を質問攻めし、ちゃんこも堪能したダルマゾSCは「スクラムトレーニングに応用できる点があると思う」とニッコリ。5月のアジア5カ国対抗(W杯予選)へ待ったなしの日本代表。18日から始まる宮崎合宿で早速、「スモー・ウエー」を取り入れる。

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2014年4月17日のニュース