“黒い交際”再発防止へ　ＰＧＡ新たな第三者委員会設置

暴力団排除への対策を説明する倉本会長

　日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）は都内で臨時理事会を開き、元副会長と元理事が暴力団と交際していた問題で、事実解明と再発防止に向けて、暴力団問題に詳しい弁護士３人による新たな第三者委員会を設置することを決めた。

　１８日にも発足する見込み。今年２月に第三者委を設置して内閣府に検証と報告を行ったが、１日付で「事案の重大性についての認識が極めて希薄」などと指摘され、再発防止のための体制を再構築するよう勧告を受けていた。先月２４日に設置したコンプライアンス委員会は、新たに警察ＯＢ２人を嘱託で採用し、ともに再発防止を進める。倉本昌弘会長は「（ＰＧＡの）会員にも問題を解明せねばという共通認識を持ってもらいたい」と呼びかけていた。