萩野 目指すは全種目自己新、そして史上初の日本選手権6冠

[ 2014年4月10日 05:30 ]

練習の合間に笑顔を見せる萩野公介

 競泳のパンパシフィック選手権(8月、ゴールドコースト)、アジア大会(9月、仁川)の代表選考を兼ねた日本選手権は10日、東京辰巳国際水泳場で開幕する。昨年の5冠を上回る史上初の6冠を狙う萩野公介(19=東洋大)は9日は会場で泳ぎを確認。「去年は(多種目に)怖さもあったけど、非常に楽しみ。全部の種目で自己ベストを出して優勝したい」と意気込んだ。

 初日の10日はロンドン五輪で銅メダルを獲得した400メートル個人メドレーに出場。世界選手権を制した瀬戸大也(19=JSS毛呂山)との対決が最初の関門となる。「周りを考えても仕方ない。出すべきタイムを出せば順位はついてくる。自分のレースに集中したい」とキッパリ。特に400メートル個人メドレーと、昨年2位に終わった200メートル背泳ぎに関しては「自己ベストだけでは満足できない。もっと高いレベルの記録を出したい」と大幅な記録更新を誓った。16年五輪での複数金メダル獲得へ向けて、今回は結果に加えて世界を意識した記録も求める。

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2014年4月10日のニュース