五輪準備は順調なスタート…IOCが「東京」について報告

[ 2014年4月10日 08:39 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は9日、トルコのベレクで理事会第1日の審議を行い、2020年東京五輪の準備について調整委員会のコーツ委員長が報告し「大会予算は全く心配ない。マーケティングも好調で交通や施設に問題はなく、非常に前向きな報告になった」と順調なスタートを切ったとの認識を示した。

 選手強化では12年ロンドン五輪や2月のソチ冬季五輪で「チームジャパンは素晴らしい成功を収めた」と指摘。評価委員長を務めたリーディー副会長から「言語の問題」に関する質問が唯一出たが、コーツ委員長は「交通標識の英語表記も増えていくし、学校で英語教育も盛んになる」と説明した。

 大会組織委員会との第1回事務折衝で今月上旬に東京を訪問した同委員長は「組織委も有能な人材がそろい、とても感銘を受けた」と述べた。(共同)

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2014年4月10日のニュース