敢闘賞に10勝嘉風「準備運動の時にニヤついちゃった」 

[ 2014年3月24日 05:30 ]

大相撲春場所千秋楽

(3月23日 ボディメーカーコロシアム)
 春場所の三賞選考委員会がボディメーカーコロシアムで行われ、横綱・日馬富士を倒すなど12勝を挙げた関脇・豪栄道が3度目の殊勲賞。10勝を挙げた嘉風が3度目の敢闘賞に輝いた。技能賞は1月の初場所に続き、2場所連続で該当者なしだった。

 勝てば敢闘賞だった嘉風がホープ遠藤を寄り倒し先場所に続いて2桁勝利を挙げた。幕内土俵入りの間際に鏡山審判部長(元関脇・多賀竜)から「勝てば受賞」を伝えられ「準備運動の時にニヤけてしまった。ちょうどいい緊張感だった」と気迫の相撲で10勝目。年6場所制以降では史上4位の高齢記録となる32歳での新三役も濃厚となり「実感が湧かない」と信じられない様子だった。

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2014年3月24日のニュース