羽生ら延べ1309人利用 ソチ五輪のマルチサポートハウス

[ 2014年3月19日 19:48 ]

 日本スポーツ振興センターは19日、ソチ冬季五輪で日本選手の支援拠点として設置したマルチサポートハウスの利用者が延べ1309人だったと発表した。1日平均では約57人となり、フィギュアスケート男子で優勝した羽生結弦(ANA)らメダリスト全員と、4位から8位の入賞者の90%が含まれていたという。

 冬季五輪では初の試みで、氷上競技会場が集まる黒海沿岸と雪の競技を実施した山間部の2カ所に開設した。日本食の提供など、栄養面で支援を受けた選手やスタッフの割合が最も多かった。

 「海外遠征に出ると立ちくらみなどが多くなるが、日本食のおかげでそのような状態にならずに済んだ」や「選手村にはバスタブがなかったので、お湯にゆっくりつかることでリラックスできた」と喜ぶ声の一方、「もう少しアクセスが良いとうれしい」との意見もあった。

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2014年3月19日のニュース