白鵬 激しい日馬に刺激受ける 豪栄道押し出しご満悦

[ 2014年3月19日 19:27 ]

白鵬が押し出しで豪栄道を下す

大相撲春場所11日目

(3月19日 ボディメーカーコロシアム)
 白鵬は目の前で日馬富士が激しい相撲で稀勢の里を下した一番に刺激を受けたという。結びでは豪栄道を左小手投げで崩して流れるように押し出した。投げが強烈だったと水を向けられ「少しだけね。結びをしっかりと締めようと思った」と、ご満悦だった。

 関脇以下を全て退け、12日目からいよいよ横綱、大関戦が始まる。29度目の優勝を狙う白鵬は、賜杯を抱いた経験の多さの優位性を指摘されると「そう言われるけど、その場所その場所で違う」と気を引き締めた。

 ▼北の湖理事長(元横綱)の話 日馬富士は左四つに組んだら怖いので、徹底して突いた。当たった瞬間も日馬富士の方が低かった。鶴竜は引くこと自体は良くなくて、危なかった。でも、この白星は大きい。(12日目の)日馬富士戦は突き放すにしろ、まわしを取るにしろ、自分の形をつくらなければならない。

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2014年3月19日のニュース