TL初100T男 小野沢サントリー退団 キヤノンで再出発

[ 2014年3月19日 05:30 ]

サントリーを退団する小野沢

 ラグビートップリーグのサントリーは、日本代表歴代最多の81キャップを保持するWTB小野沢宏時(35)が今季限りで退団すると発表した。現役続行の意向で、来季はサントリー出身の永友洋司監督が指揮を執るキヤノン移籍が濃厚となった。

 小野沢は中大を経て00年に入社。華麗なステップワークを武器に、12年10月にはリーグ史上初の通算100トライを達成。01年に初キャップを記録した日本代表ではW杯に3度出場した。今季は相次ぐ故障で公式戦出場は2試合のみ。若手ウイングの台頭もあり、来季はサントリーと同じ東京都内にグラウンドを構えるキヤノンで復活を目指す。

 サントリーは小野沢を含む計8人の退団、坂田正彰GM(41)らスタッフ6人の退任も発表。来季は新体制で、4年ぶりの無冠に終わった今季からの巻き返しを図る。

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2014年3月19日のニュース