沙羅6連勝で今季14勝目 伊藤有希とワン・ツー

[ 2014年3月16日 05:53 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は15日、スウェーデンのファルンで個人第17戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、既に個人総合2連覇を決めている17歳の高梨沙羅(クラレ)が90・5メートル、91メートルの228・0点で6連勝を飾り、今季14勝目を挙げて通算23勝とした。

 強風で開始が2時間遅れる難しい条件で、高梨はただ一人K点を越えた。伊藤有希(土屋ホーム)は89・5メートル、89メートルの218・3点で2位に入り、今季4度目の表彰台に立った。

 岩渕香里(松本大)は26位、渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は29位。竹田歩佳(ライズ)と茂野美咲(CHINTAI)は2回目に進めなかった。

 ▼高梨沙羅の話 風の影響でかなり待たされたが、最低限のことはできた。しっかりと(試合に)合わせられた。とても大きな収穫。

 ▼伊藤有希の話 試合が延びることは予想していたので、準備していた。今季の中では、内容と結果の満足度が一番高い。

 ▼渡瀬あゆみの話 ジャンプは良くなっているが、試合になると気持ちが入ってなかなか思うようにできない。チャンスを生かせなかった自分に腹が立つ。

 ▼岩渕香里の話 課題を修正できなかった。飛び出しですぐに頭が上がってしまって、空中での流れが止まってしまう。(共同)

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2014年3月16日のニュース