アイスダンス 米国組が歴代最高で初V

[ 2014年2月18日 05:51 ]

アイスダンスで金メダルを獲得し、米国旗を手に笑顔のデービス(左)、ホワイト組

ソチ五輪フィギュアスケート・アイスダンス

(2月17日)
 アイスダンスはショートダンス(SD)首位のメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組がフリーでもトップとなり、自身の世界歴代最高を更新する合計195・52点で米国勢として五輪初制覇を果たした。SDに続き、フリーの116・63点も歴代最高だった。

 2連覇を狙ったSD2位のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)はフリーの114・66点、合計190・99点ともに自己最高を更新したが、及ばず2位。SD3位のエレーナ・イリニフ、ニキータ・カツァラポフ組(ロシア)がフリーも3位で、合計183・48点で銅メダルを獲得した。

 ▼チャーリー・ホワイトの話 できる限りのことを全てしてきた、この17年間が報われた。信じられないような気分。大会に向けていい準備ができていたし、自分たちの滑りができた。観衆からも力をもらえた。

 ▼メリル・デービスの話 興奮しすぎて、どんな気持ちなのか自分でも分からない。ここまでできて、本当にうれしい。これほどイメージ通りの滑りができたことはない。本当に感動的。

 ◇メリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国=フィギュアスケート・アイスダンス)97年に結成し、GPファイナル5連覇中。11年の世界選手権で米国初の優勝を飾り、13年も制した。前回バンクーバー大会で銀、今大会は団体でも銅メダル。デービスは160センチ、27歳。ホワイトは175センチ、26歳。(共同)

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