キム・ヨナ 17番滑走、練習では「楽に」3―3回転

[ 2014年2月18日 05:30 ]

滑走順の抽選をするキム・ヨナ

ソチ五輪フィギュアスケート女子

 女王は万全だ。10年バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナが17日、サブリンクでの公式練習で圧巻のパフォーマンスを披露した。

 フリーのタンゴ「アディオス・ノニーノ」の調べに乗って冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループなど全てのジャンプを成功し、ほぼ完璧に演技を通した。この日の女子SP滑走順抽選では3組5番目、全体17番目に決定。4、5組に入った世界ランク上位選手より先に登場するため、好演技で重圧をかけるつもりだ。

 前日(16日)はソチ入り後、初めて本番会場のアイスベルク・パレスで滑った。韓国出発前に団体をテレビで観戦しており、「(会場の)イメージはしてきたから、楽に滑れた」と余裕の表情。浅田と同様、最後の五輪となる23歳は、最高の状態で本番を迎えようとしている。

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2014年2月18日のニュース