松山 最後に見せ場!パット不調23位も次戦へ前向き

[ 2014年2月18日 05:30 ]

USPGAツアー ノーザントラスト・オープン最終日

(2月16日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7349ヤード、パー71)
 24位で出た松山英樹(21=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの71で回り、通算5アンダーの279で23位だった。前日まで不調だった1Wの精度が上がりチャンスも増えたが、パットを決めきれなかった。バッバ・ワトソン(35=米国)が64をマークし、通算15アンダーで12年のマスターズ以来となるツアー通算5勝目を挙げた。

 18番グリーン。奥のカラーとラフの境目からスピンを利かせた松山のアプローチショットは緩やかなフックラインを転がりカップに消えた。3つ目のバーディーを奪って出だしと同じ通算5アンダーで23位。歓声に包まれ、「苦しい中でもこういう順位は大事。いける時にアグレッシブにいけば優勝のチャンスも出てくる」と次戦以降の米ツアー初優勝を見据えた。

 1番で2メートルを外してパー発進。2番でバーディーが先行したが、3番で3メートルのバーディーパットを決められなかった。「入っていればまた違った流れでいけたのかなと思う」。7番でバーディーを奪い通算7アンダーまで伸ばしたが、12番で第1打を右に曲げてボギーを叩くと、その後は2つのボギーで後退。「ほんとに面白くないなあと思いながら回っていた」と振り返った中、最後に見せ場だけはつくった。

 プロ転向後の米ツアーでは11試合は全て(棄権除く)トップ25入り。今年3戦でオーバーパーもない。「絶好調で試合に入ってもそんなもんだと思う。でもいいんじゃないですか。来週にとっておけば」。19日開幕の世界マッチプレー選手権(アリゾナ)に気持ちを切り替えた。

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2014年2月18日のニュース