写真判定で決着の激闘　スベンセン「最後に備えて力を蓄えていた」

　最後まで目が離せない激闘となったバイアスロン男子１５キロを制したのはスベンセン。最後の直線で今大会２冠のフールカデと競い、写真判定での決着に「最後に備えて力を蓄えていた。言葉にならない」と喜んだ。

　この種目は濃霧で延期が繰り返された上に、この日も悪天候で開始が遅れた。ゴールの瞬間に足を懸命に伸ばしたが、優勝には届かなかったフールカデは「タフな状況だった。彼は金メダルにふさわしい」と勝者を称賛した。