葛西「運命だと思う」も主将知らせる電話、熟睡中で気づかず

[ 2014年1月14日 21:36 ]

W杯ジャンプ男子で史上最年長優勝を果たし、トロフィーを手に帰国した葛西紀明
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 ノルディックスキー・ジャンプ男子で「レジェンド(伝説)」と呼ばれる葛西に、五輪の日本選手団主将という勲章が加わった。11日にワールドカップ(W杯)で史上最年長優勝した大ベテランは「運命だと思う。大変名誉なこと」と喜んだ。

 14日午前にW杯の遠征から帰国したばかり。夕方に橋本団長から電話があったが、札幌市の自宅で熟睡していて気付かず、全日本スキー連盟からの連絡で決定を知った。

 橋本団長は「41歳でここまでトップに君臨していて文句なし。素晴らしい力を選手に与えてほしい」と絶賛する。4年前のバンクーバー五輪主将はジャンプ男子で同郷の先輩岡部孝信(雪印メグミルク)だった。葛西は「大勢の前でのあいさつとかを考えると緊張してきた。いろいろ聞いてみる」と話した。

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