谷原 パット安定69で8位!丸山以来のトップ10入り

[ 2014年1月14日 05:30 ]

最終ラウンド、ホールアウトしギャラリーの声援に応える谷原

USPGAツアー ソニー・オープン最終日

(1月12日 米ハワイ州ホノルル ワイアラエCC=7060ヤード、パー70)
 6位から出た谷原秀人(35=フリー)が安定したパッティングで69にまとめ、通算10アンダーの270で8位に入った。ツアー規定によりベスト10に入ったことで、23日開幕のファーマーズ・インシュランス(米カリフォルニア州トーリーパインズGC)の出場権も獲得した。ジミー・ウォーカー(34=米国)が63で回り、通算17アンダーで今季2勝目を挙げた。

 傾きかけたハワイの日差しが笑顔の谷原を照らし出した。99年以降の今大会で日本人がトップ10入りするのは、7位に入った11年の丸山茂樹以来2人目となった。

 3打差の首位を追う展開。1つ伸ばし迎えた9番パー5でバーディーを奪いトップに1打差に迫った。だが、11番でアプローチに失敗してボギーを叩くと、13番は1Wを曲げてボギーとし「もうちょっとフェアウエーキープできれば」と反省。上位がスコアを伸ばす中で自らは耐える展開となったが、終盤には大学の後輩の松山英樹が応援に訪れる中で奮闘した。

 フェアウエーキープは14ホール中わずか6回。パーオンは4ラウンド中最低の9回だった。最終的に8位となれたのは4日間で3パットのミスがなかったことが大きい。07年のマスターズ王者のザック・ジョンソンとプレー。「精度の高いプレーを見せてもらった。去年より良い年にしたい」と収穫も得てさらなる目標をみつけていた。

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2014年1月14日のニュース