41度超猛暑の警報…錦織 “省エネ”で上位狙う

[ 2014年1月13日 05:30 ]

会見で笑顔を見せる錦織

 テニスの4大大会第1戦、全豪オープンは13日にメルボルンで開幕する。12年のベスト8以上を狙う第16シードの錦織圭(24=日清食品)は12日、公式会見に出席し、省エネ作戦での上位進出を誓った。

 今大会のテーマは「勝てる試合は無駄に競らずに3セットで勝つこと」だ。4回戦敗退だった昨年は序盤3戦の第1セット全てでタイブレークに持ち込まれた。格下と対戦する序盤戦は相手を圧倒して試合時間を短縮し、体力の消耗を極力抑えること、そして余力を持って4回戦以降の格上に挑むことが上位進出の鍵になると考えている。

 1回戦の相手は世界54位のマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)。過去2戦2勝と相性も良く「特に大きな武器はない。自分のテニスをすれば、勝てる相手」と自信を持っている。

 錦織が登場予定の14日は気温41度超の猛暑になると警報が出ている。「リードしたら畳み掛ける」。前哨戦のエキシビション大会、クーヨン・クラシックで優勝して勢いに乗る錦織のハートも熱く燃えてきた。

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2014年1月13日のニュース