白鵬 最速通算800勝 幕内706勝は外国出身最多

[ 2014年1月13日 05:30 ]

髪の毛を振り乱しながら栃煌山(手前)を押し出す白鵬

大相撲初場所初日

(1月12日 東京・両国国技館)
 白鵬が大鵬の所要79場所を超え、史上最速の76場所(前相撲除く)で通算800勝を挙げた。取ったりがすぐに抜けたものの、すかさず突き押しに転じ、一方的に栃煌山を押し出した。

 「慌てずに出ていこうと思った。とったりが抜けたがその後の攻めが鋭かった。前に出られて稽古場通りのいい相撲が取れた」と満足げ。また、幕内勝利数では武蔵丸と並んで外国出身力士トップ(史上5位)の706勝目。記録については「今年初日から記録を達成できて自分との戦いでしょ。(各国から)数々の力持ちの人が来る中で、一番になるというのはうれしいと言うしかない」と笑顔で話した。今場所注目の稀勢の里は初日早々つまずいたが、あと5度の優勝で大鵬の32度の歴代1位に並ぶ横綱は、今年の目標に掲げる大台の30回の優勝へ向け幸先良いスタートを切った。

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2014年1月13日のニュース