渡部暁2位、今季初表彰台 W杯複合第2戦

[ 2013年12月7日 21:05 ]

複合個人で2位に入り、表彰台で笑顔を見せる渡部暁斗(左)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は7日、リレハンメルで個人第2戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が今季初の表彰台となる2位に入った。3月以来の通算24勝目を挙げたジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)と、後半距離(10キロ)で13秒5差だった。

 前半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)で3位につけた渡部暁はトップから26秒差で後半距離をスタート。中盤に首位争いに持ち込んだものの、前半2位のラミーシャプイに終盤に振り切られて2季ぶりの優勝を逃した。

 永井秀昭(岐阜日野自動車)が21位、渡部善斗(早大)は25位、渡部剛弘(明大)は38位、加藤大平(サッポロノルディックク)は44位、湊祐介(東京美装)は54位だった。

 ▼加藤大平の話 やっぱりジャンプですね。力んでしまった。失敗するのは仕方がないが、しっかり修正するしかない。まだ普通に飛べる精神状況ではない。

 ▼渡部善斗の話 うまくいかない。ジャンプであの位置(14位)だと勝負できない。例年より距離は速くなっていると思うが、もっと順位を上げられるようにしたい。

 ▼永井秀昭の話 距離はどれだけ粘れるかが課題だった。飛躍で出遅れてしまったが、いいジャンプをすれば確実にいい順位でスタートできると分かった。見通しは明るい。

 ▼渡部暁斗の話 早めに追いつくのはプラン通りだったけど、最後は疲れてついていけなかった。70点ぐらい。前半戦で表彰台に上がれたのは良かった。(共同)

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