美姫2位!「やっと感覚が戻ってきた」 首位ヨナも「まずまず」

[ 2013年12月7日 00:59 ]

女子SPの演技を終え、観客の声援に応える安藤美姫
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フィギュアスケート ゴールデンスピン

(12月6日 クロアチア・ザグレブ)
 ソチ五輪代表最終選考会の全日本選手権(21~23日・さいたまスーパーアリーナ)に向けて最後となる実戦の舞台。安藤はSPの演技を終えると、満面に笑みを浮かべた。冒頭の連続ジャンプからスピンやステップまで無難にまとめ、今季自己ベストをマークして2位につけ、復調ぶりを印象づけた。

 フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」の調べに乗り、心から楽しむように演じた。11月下旬に痛めた左足首にはテーピングし「ちょっと気にしながらやっている状態」と万全ではなかったが、元世界女王の底力を見せつけた。「やっと感覚が戻ってきた。満足のいく演技ができ、前向きになれた。大きなミスなく、得点も出て良かった。これで全日本選手権に向けて安心感が持てる」とコメントにも力が入る。

 復帰初戦でトップに立ったキム・ヨナは「ケガから復帰し、懸命に調整してきた成果を出せた」と言い「少し緊張してダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を失敗してしまった。でも、まずまずだと思う」と納得できる内容だったようだ。(共同)

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