ペイトリオッツ延長劇勝!ブロンコスを24点差逆転

[ 2013年11月26日 05:30 ]

<ペイトリオッツ・ブロンコス>TDパスを決めガッツポーズするブレイディー

 NFLは24日行われ、ペイトリオッツは前半で0―24とリードされながら後半に31点を挙げ、延長の末にブロンコスを下して劇的な勝利を飾った。ともにシーズンとスーパーボウルのMVPに輝いているペ軍トム・ブレイディー(36)とブ軍ペイトン・マニング(37)のQB対決はブレイディーに軍配が上がって、両者の対戦では通算10勝4敗。寒さに弱いマニングは氷点下6度の中で行われた試合ではやはり力を発揮できず、不本意な内容で敗れた。

 最後はブロンコスがパントリターンで痛恨のミスを犯してペイトリオッツにチャンス到来。そして延長の残り1分56秒、キッカーのゴスコウスキーが31ヤードのFGを決めて約6万9000人の地元ファンを歓喜させた。

 パスで344ヤードを稼ぎ、後半だけで3つのTDを稼いだブレイディーは「前半は思い通りにならなかっただけに試合をひっくり返せたのは大きい」と笑顔。氷点下の試合は通算23勝5敗で、この条件下で3勝6敗のマニング(150ヤード、1TD)とは対照的に冷え込んだ後半に力を発揮した。

 24点差からの勝利はチームの最大逆転記録。地区優勝に前進しただけでなく、プレーオフでの第1シード獲得にも望みをつないだとあって、価値のある“冷戦”での白星となった。

 ▼ブ軍・マニング こんな展開は最悪。ミスで相手を助けてしまった。(パス獲得150ヤードとパス成功数19は今季自己最少。成功率52・8%もワースト)

 ≪過去最大の逆転≫ペ軍は今季ホームで6戦全勝。過去の最大逆転は84年シーホークス戦(38―23)の23点差だった。ブ軍マニングにとってフォックスボロは鬼門で、通算2勝7敗。

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2013年11月26日のニュース