町田が帰国「疲労困ぱい　でも運命決まる」五輪代表へ「気抜かずに」　

帰国した町田

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ最終戦、ロシア杯でＧＰ２連勝を果たし、シリーズ上位６人によるファイナル（１２月５～７日・福岡）出場を決めた男子の町田樹（関大）が２６日、帰国した成田空港で取材に応じ「今は疲労困ぱい。でもファイナルと全日本選手権で運命が決まってしまうので気を抜かずに全力でこなしたい」とソチ冬季五輪代表入りに意欲を示した。

　ロシア杯でショートプログラム２位から逆転したフリーの曲は、五輪聖火リレーのトーチのモチーフとなった「火の鳥」。滞在中にトーチの写真を手に入れ「携帯電話の待ち受けにして頑張る」と言った。１２月２１日からの全日本で優勝すれば代表に決まるだけに「それが百パーセント（代表を）得られる方法。狙うのは一番大事なこと」と初の日本一を見据えた。