遠藤　痛い左足で踏ん張り上手投げ　２３歳対決、高安下す

大相撲九州場所１０日目

（11月19日 福岡国際センター）
　遠藤が幕内残留を確実にする４勝目を挙げた。高安の張り手にひるまず左四つ。負傷中の左足で踏ん張って上手投げで仕留めた。「（幕内残留は）出来過ぎかな。足を褒めてあげたい」と口元を緩めた。

　将来が期待される２３歳同士の対決を力強く制し「相四つなので、あの形になれてよかった。張り差しとかいろいろやってくる力士なので」と納得顔。ライバル意識を問われると「（高安は）学年が１つ上なのであまり意識はしていない」と、さらりと受け流した。