高橋尚子さんが“スポーツアイランド沖縄”後押し シンポで魅力紹介

[ 2013年11月14日 06:00 ]

スポーツコミッション沖縄(仮称)設立記念シンポジウムに出席した高橋尚子さん(中央)ら関係者たち

 シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが13日、沖縄・那覇市で行われた“アジア・世界に開かれたスポーツアイランド沖縄の実現を目指して”をテーマにした「スポーツコミッション沖縄(仮称)」設立記念シンポジウムにゲスト出演した。

 同コミッションは15年4月から本格稼働の予定。全国でスポーツツーリズムへの関心が高まる中、沖縄県が“スポーツアイランド沖縄の形成”の一環として、スポーツコンベンション、競技スポーツ、生涯スポーツを一体的に推進する組織となる。高橋さんは観光庁が推進するランニング、ウオーク、サイクルの認定コースを紹介する「ランナーズインフォメーション研究所」の所長を務めており、「沖縄ランニングとスポーツ環境について」のトークセッションで、沖縄の魅力を笑顔で披露。「沖縄には何度も来て走りましたが、青い空、海、爽やかな風を感じられ、オンとオフの切り替えができる場所で、たくさんのパワーをいただきました。沖縄にスポーツコミッションが設立されることで、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに日の丸をつける選手が1人でも多く出てほしいですね」と、沖縄の子供にエールを送った。

 また、シンポジウム第2部では一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)原田宗彦会長、観光庁スポーツ観光推進室・八木和広室長が沖縄県の観光、スポーツ関係者らとパネルディスカッション「スポーツを通じた沖縄の発展の可能性」を行った。

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