横審 遠藤に異例の注目 内山委員長期待「これからが楽しみ」

[ 2013年10月1日 06:00 ]

 横綱審議委員会の会合が東京・両国国技館で行われ、秋場所で9勝を挙げた遠藤(22=追手風部屋)が異例の注目を集めた。

 内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は「遠藤が台頭して盛り上がったいい場所だった」と史上最速の所要3場所で入幕したホープの名前を挙げて秋場所を振り返り「これからが楽しみ」と期待。

 左足関節捻挫で14日目から休場したこともあり、会合中に千葉大大学院医学部教授の守屋秀繁委員が「整形外科医として(12日からの)秋巡業の参加はちょっと難しいのでは」と指摘する場面もあった。通常は横綱や大関について議論することが主で、新入幕力士が話題に上ったことは横審が“将来の横綱”として期待を抱いている証拠。九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)でも話題の中心となりそうだ。

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2013年10月1日のニュース