安美錦、左膝負傷で休場 安静加療に1カ月「巡業も厳しい」

[ 2013年9月29日 10:15 ]

 大相撲西前頭5枚目の安美錦(34)=本名杉野森竜児、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=が秋場所千秋楽の29日、日本相撲協会に「左膝内側半月板損傷で約1カ月間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。14日目の大関琴奨菊戦で負傷した。千秋楽は不戦敗となり、9勝6敗で今場所を終えた。

 安美錦の休場は2010年名古屋場所以来で5度目。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は手術が必要なほどではないとし「痛みが取れるまで上半身しか鍛えられない。今は歩けない。(場所後の)巡業も厳しいでしょう」と話した。

 千秋楽の対戦相手だった隠岐の海は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は、13日目から再出場した旭日松を含めて6人だった。

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2013年9月29日のニュース