「ミスなければ6連覇」内村意気込み 11、12日個人全日本選手権

[ 2013年5月9日 19:56 ]

公式練習前に記者会見する内村航平=国立代々木競技場

 体操の世界選手権(9、10月・ベルギー)代表第2次選考会を兼ねた個人総合の全日本選手権(11、12日・国立代々木競技場)の公式練習が9日に行われ、4月に第1子の女の子が生まれた内村航平(コナミ)は「五輪や世界選手権と同じような気持ちでやって、ミスがなければ6連覇につながる」と男子で単独最多の連覇記録に向けて意気込みを語った。

 ただ一人代表に決まっている内村は右肩と右足首の痛みが和らぎ「(2016年五輪の)リオデジャネイロに向けたスタート」と位置づけた。加藤凌平(順大)は2週間前に背中を痛めたそうで「難度を下げて確実に演技できるようにした」と安定感を重視した。

 女子で昨年優勝の田中理恵(日体大教)は今季休養。4月のワールドカップ(W杯)東京大会覇者で、初優勝を目指す17歳の寺本明日香(レジックスポーツ)は「理恵さんがいなくても気持ちは同じ。自分の演技に集中する」と話した。

 代表は男子6人、女子4人で、6月のNHK杯、全日本種目別選手権で決まる。

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2013年5月9日のニュース