バッハ副会長、9月のIOC会長選への立候補表明へ

[ 2013年5月9日 09:10 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長(71)の後任を選ぶ9月の会長選に、トーマス・バッハ副会長(59)が立候補することが8日、ドイツ・オリンピック委員会(DOSB)関係者の話で分かった。DOSB会長を務めるバッハ氏は、9日にフランクフルトで正式に表明する。

 会長選への立候補表明は1人目で、今後も複数の候補が立つ見通しだが、バッハ氏が最有力とみられている。1976年モントリオール五輪フェンシングで金メダルを獲得した同氏は、IOCを法務委員長などとして実務面で支えてきた。

 ベルギー人のロゲ会長は2001年に故フアン・アントニオ・サマランチ前会長(スペイン)の後任となり、12年の任期を終える。会長選は9月10日、ブエノスアイレスでのIOC総会で行われる。(共同)

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2013年5月9日のニュース