男子１００メートル歴代２位の桐生　強化ランク格上げ

　日本陸連の伊東浩司男子短距離部長らが男子１００メートルで日本歴代２位の１０秒０１の記録を持つ桐生祥秀が所属する京都・洛南高に岩崎順一副校長らを訪ね、強化競技者最高ランク「ゴールド」の次の「シルバー」に指定されたことを伝えた。

　強化費３７５万円の使途計画を提出するよう求めた。伊東部長は「注目もされるので今後は言動や行動もしっかりしないといけないと説明した」と述べた。桐生が８月の世界選手権（モスクワ）の選考会を兼ねた６月の日本選手権出場を保留していることには本人の意思を尊重する意向を示した。