藤田 「今回は違う」マスターズ16位以内へ攻略3カ条

[ 2013年1月23日 06:00 ]

マスターズ・トーナメントの招待状を手にする藤田寛之

 昨季の日本ツアー賞金王、藤田寛之(43=葛城GC)がマスターズ(4月11日開幕、米ジョージア州)へ向け、攻略3カ条を掲げた。22日は東京・ヤマハホールで会見。予選突破をノルマとし、来年大会の出場権を得られる「16位を目指したい」と意気込んだ。

 初出場の11年は14位発進ながら2日目に79と崩れて予選落ち。苦い経験から攻略のイメージが浮かび上がった。大舞台に向け「3つのポイントがある」と、(1)遠くに正確に飛ばすティーショット(2)グリーン周りのアプローチ(3)正確なパッティング――を挙げた。

 欧米の選手との距離の差を縮めるため、契約するヤマハのあらゆる種類の1Wをテスト中。また、日本よりも硬い地面からのアプローチを見据え、スピンをかける打ち方に取り組んでいる。パットについては、前回は高速グリーンを警戒しすぎてショートが目立ったため、しっかり打ち切ることが重要と捉えている。

 「前回は何をしていいか分からなかったが、今回は違う」と対策は万全。23日からはハワイで合宿。2月下旬のアクセンチュア世界マッチプレー選手権から米本土に渡り、3戦してマスターズに向かう。

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