吉田沙保里 五輪招致イベントで絵馬奉納「今年は“願”です」

[ 2013年1月7日 06:00 ]

五輪招致イベントで絵馬を披露するは吉田沙保里

 レスリング女子の吉田沙保里(30=ALSOK)が6日、東京・丸の内の丸ビルで行われた五輪招致イベント「新春丸の内スポーツ年始め」に参加した。

 会場に設置された招致祈願神社には「世界V14 2020年東京でオリンピックを!!」と書いた絵馬を奉納。「昨年はいいことが続いて“幸”だったけど今年は“願”ですね」と語った。願いの一つが9月の世界選手権(ハンガリー)での世界大会14連覇で、「カレリンの記録を抜いても自分は誰にも抜かれない記録をつくっていきたい」と霊長類最強女子は新年早々から旺盛な闘争心を示した。

 伊調馨(28=ALSOK)も「レスリングの進化を止めないこと」と今年の目標を語り、浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)は晴れ着姿で出席。大みそかは、プロレスラーの父・アニマル浜口氏とカウントダウントレーニングをしたことを明かし、「“3、2、1、気合だー!”“オー!!”と言って力強く新年を迎えることができた」と笑顔で語った。

 ≪メダリスト集結≫東京都主催のイベントには、レスリングの3選手以外にも五輪メダリストが集結した。なでしこジャパンの丸山桂里奈やボクシングの村田諒太、重量挙げの三宅宏実、フェンシングの淡路卓、千田健太、三宅諒らが参加。猪瀬直樹都知事も訪れ、五輪招致の重要性を訴えた。メダリストたちは新春らしく晴れ着に身を包んで、餅つきやだるま落とし、羽根つきで来場者と触れ合った。

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