美余 No・1証明へ“対話作戦” 2・12全日本選手権

[ 2013年1月1日 06:00 ]

2月の全日本選手権で優勝を狙う中部電力・市川美余

来年2月7日開幕 ソチ五輪

 カーリング女子日本代表として活動中の中部電力が徐々に力をつけている。2位以内に入らなければソチへの道が断たれる昨年11月のパシフィック・アジア選手権(ニュージーランド)で宿敵・韓国を撃破。今年3月の世界選手権(リトアニア)への道をこじ開けた。

 主将のサード市川美余(23)は、チームの成長の理由に「コミュニケーション力のアップ」を挙げる。昨季まではスキップの藤沢五月(21)に任せっきりだった戦術面も全員で話し合うことで、各ポジションの責任感が向上したという。さらに、昨季から本格的に取り組んできたウエートトレーニングで体力面も向上。氷を溶かすスイープ力も最後まで衰えなくなった。リードの佐藤美幸(23)の故障もあったが、補欠だった松村千秋(20)がその穴を埋め、底力もアップ。まずは来月12日からの全日本選手権(札幌)で国内No・1を証明する。

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2013年1月1日のニュース