日馬富士 巻き返しへ気合の大みそか稽古23番

[ 2013年1月1日 06:00 ]

大みそかに稽古した日馬富士

 大相撲初場所(13日初日、両国国技館)で巻き返しを期す横綱・日馬富士(27)が31日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で、大みそか稽古を敢行した。

 新横綱として臨んだ九州場所が9勝6敗に終わっただけに、横綱2場所目となる初場所で優勝争いができなければ、さらなる批判を受けることは必至。それだけに、既に正月休みに入った白鵬とは対照的に、この日も立ち合いの練習を含めて23番も取った。

 最高位に上り詰めた12年を「一生忘れられない一年になった」と振り返り、この日もNHK紅白歌合戦の審査員を務めるなど角界の顔としての任務を全うした。それでも師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「行事がたくさんある中で、成績を残す精神力をもっとつけないと。まだまだ稽古が足りない」と厳しかった。

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2013年1月1日のニュース