高梨沙羅、退院…25日の大会回避も年明け欧州遠征OK

[ 2012年12月22日 06:00 ]

 北海道名寄市での合宿中の20日に転倒し脳振とうと診断されたノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)が21日、退院した。日本女子の渡瀬弥太郎チーフコーチが明らかにした。この日午前に検査を受け異常が認められなかった。

 高梨は合宿への再合流を希望したが、コーチ陣に説得され実家のある上川町に戻った。今後は25日に北海道士別市で行われる大会は回避するが、年明け出発の欧州遠征について渡瀬チーフコーチは「変更する必要はなく、問題はない」と話した。

 高梨は全日本スキー連盟を通じ「心配をおかけし、心よりおわびします。現在は心身ともに元気です。今後も精いっぱい頑張ってまいります」とコメントした。

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2012年12月22日のニュース