国内では採点甘くなる傾向 チャン、プルシェンコは100点超え

[ 2012年12月22日 08:44 ]

演技を終えほっとした表情の羽生

フィギュアスケート全日本選手権第1日

(12月21日 北海道・セキスイハイムアリーナ)
 男子ショートプログラム(SP)で初優勝を狙う羽生結弦(18=東北高)が97・68点をマーク。国際連盟主催大会でないため参考記録ながら、自身が持つ95・32点の世界最高得点を上回って首位に立った。

 昨年の全日本で高橋大輔(26=関大大学院)がマークした96・05点を超える国内最高得点。羽生はそれでも「凄く緊張して…。顔(表情)をつくれなかったなあ」と反省の言葉を口にした。

 国内選手権では国際連盟主催の大会よりも採点が甘くなる傾向がある。09年ロシア選手権で06年トリノ五輪金メダリストのプルシェンコが100・09点の大台超え。12年カナダ選手権では世界選手権王者のチャンが101・33点を叩き出している。

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