休部のパナソニック男子バスケ 和歌山でプロ新設、来季参戦へ

[ 2012年12月18日 22:10 ]

 今季限りで休部するバスケットボール男子、日本リーグのパナソニックの受け皿として和歌山県にプロチームを新設し、日本リーグに代わる国内トップリーグとして来季発足するナショナルバスケットボールリーグ(NBL)に参戦することになった。複数の関係者が18日、明らかにした。

 パナソニックが新チームに、NBL参加の権利を譲渡する。19日にNBL各チームの運営責任者による会議で承認される見通し。関係者によると、パナソニックの日本人選手の約半数が新チームでのプレーを希望している。同社がスポンサーとなり、他企業からの協賛金や入場券売り上げなどで運営費を賄う形を目指す。

 1952年創部のパナソニックは大阪府枚方市を拠点に日本リーグ13度の優勝を誇る。今季は11勝11敗で5位につける。

 新チームの参戦で、NBLは当初の予定通り12チームでのスタートが可能となり、プロ7、企業5の構成となる。

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2012年12月18日のニュース