シーホークス QBウィルソン3TDで記録的大勝

[ 2012年12月18日 06:00 ]

 NFLシーホークスの新人QBラッセル・ウィルソン(24)がトロントでのビルズ戦で“記録的”な大活躍。前半にランで3つ、パスで1つのTDをマークし、チームは50―17で大勝した。シ軍は前週のカージナルス戦に58―0で勝っており、2試合連続の50点以上は62年ぶり史上3度目。QBによるハーフでの3TDランは12年ぶりの出来事となった。この日、パッカーズの地区優勝が確定。ブロンコスは9連勝を飾り、カージナルスは連敗を9で阻止した。

 シーホークスのウィルソンは第1Qに14、25ヤードを走りエンドゾーンに突入。第2QにTEミラーへ4ヤードのTDパスを通すと直後には13ヤードを突破してTDを奪った。「ハイスコアの試合は大学時代に経験しているけど、まさかNFLでそれができるとは思わなかった」と本人も驚きのパフォーマンス。ドラフト3巡目(全体75番目)で指名された1メートル80の小さな司令塔だが、大リーグ・ロッキーズの1Aで2年間プレーした元二塁手は今や“時の人”となっている。次週は地区首位の49ersと激突。ウィルソンが得点に絡めば優勝の2文字が視野に入ってくるだろう。

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2012年12月18日のニュース