五輪3連覇の吉田、伊調がグランプリ 2012毎日スポーツ人賞

[ 2012年12月18日 18:50 ]

 「2012毎日スポーツ人賞」の表彰式が18日、東京都内のホテルで開かれ、グランプリはロンドン五輪レスリング女子でともに3連覇した55キロ級の吉田沙保里、63キロ級の伊調馨(ともにALSOK)が選ばれた。

 五輪後の世界選手権で10連覇を達成し、国民栄誉賞に輝いた吉田は「最高に幸せな1年。来年の世界選手権で(五輪と合わせて)14連覇を目指したい」と笑顔で抱負を述べた。伊調は「(五輪の)決勝はすごく楽しかった。もう少し試合をしたいなと思いながら終了のブザーを聞いた」と振り返った。

 個人賞もロンドン五輪金メダリストが受賞した。柔道女子57キロ級の松本薫(フォーリーフジャパン)は「いざ頂点に立ったら見える景色が違った。支えてくれる人が多く、多くのことを学んだ」と話し、ボクシングの日本勢で48年ぶりの栄冠を手にした男子ミドル級の村田諒太(東洋大職)は現役続行を前提としつつ「英語圏の国で勉強し、グローバルに展開したい」とロンドンへの留学を希望した。

 団体賞はロンドン五輪銀メダルの卓球日本女子、パラリンピックでゴールボール金メダルの日本女子だった。

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2012年12月18日のニュース