藤田 世界ランク43位でマスターズ出場権獲得

[ 2012年12月18日 06:00 ]

 男子ゴルフの今年の最終世界ランキングが17日に発表され、日本ツアーで賞金王となった43歳の藤田寛之(葛城GC)が43位を維持し、年末時点で50位以内に与えられるメジャー、マスターズ(来年4月11~14日、米ジョージア州オーガスタ)の出場権を獲得した。

 出場なら、予選落ちした11年以来、2年ぶり2度目。「マスターズはゴルファーのブロードウエーとよく言うが、最高の舞台に上がる幸せ、パトロン(観客)の前で演技できる幸せを感じます。前回は予選落ちだったので目標は最後まで4日間プレーしたい」と喜びのコメントを寄せた。

 石川遼(21=パナソニック)は前週と同じ75位で、この時点での出場権は得られなかった。5年連続出場へは、マスターズ前週のランクで50位に入るか、本格参戦する米ツアーでの優勝、または特別招待が条件となる。1位は米欧両ツアー賞金王のR・マキロイ(英国)で、昨年末1位のL・ドナルド(英国)が2位。T・ウッズ(米国)が昨年末の23位から3位に入った。他の日本勢は谷口徹が77位、小田孔明が100位、池田勇太が102位、武藤俊憲が103位、藤本佳則が124位、アマチュアの松山英樹(東北福祉大)が127位だった。

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2012年12月18日のニュース