遼パット極める!よりシンプルなスタイルへ修正

[ 2012年8月22日 06:00 ]

練習中に笑顔を見せる石川

 石川遼(20=パナソニック)が新たなパッティングスタイルに取り組む。23日開幕のVanaH杯KBCオーガスタ(福岡・芥屋GC)に出場する石川は21日、コース入りしてパッティンググリーンと練習場で約2時間の練習を行った。

 男子ツアー唯一の高麗グリーンの今大会に持ち込んだのは9本の新パター。「今まで感覚でやってきたが、ショットがある程度出来上がった今、自分のスタイルをつくり上げたい」。シャフトの長さを従来の35インチから32インチに変更。ピン型、マレット型のパターで、前傾を浅くしてアップライトに構える。「これまでバックスイングでフェースを開き、フォローで閉じる円軌道で打ってきたが、イメージとしてはスクエアな時間を長くしたい」。狙いはよりシンプルなスタイルへの修正だ。

 「すぐには変わらないが、今季終盤までに勝てるパッティングにして来季マスターズにもつなげたい」。メジャー制覇まで見据えた新たなパッティング。帰国初戦からその成果を出す。

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2012年8月22日のニュース