松山首位発進 ぶっちぎりの連覇宣言

[ 2012年8月22日 06:00 ]

連覇に向けて首位発進した松山英樹

 ゴルフの日本学生選手権は21日、埼玉・狭山GC(7134ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、松山英樹(東北福祉大3年)が長谷川祥平(大阪学院大1年)と並んで首位に立った。昨年覇者の松山はインスタートで1イーグル、5バーディー、1ボギーと6アンダーの66をマーク。先週の全米アマでは無念の予選落ちを喫したが、史上10人目の連覇に向けて好スタートを切った。

 全米アマのうっ憤を晴らすようにスコアを伸ばした。「調子が悪い中ではこんなもんでしょ」という言葉にも松山の自信がのぞいた。

 18番のボギーから火がついた。2オンを狙ったパー5の2打目がOB。思わぬ形でボギーを叩いたが、折り返した直後の1番パー5で3メートルに2オンさせてイーグルを奪った。さらに3バーディーを積み上げて後半アウトは31の快進撃を見せた。

 先週の全米アマは上位64人によるマッチプレーにも進めず、予選2日間で姿を消した。来年のマスターズ切符獲得は11月のアジアアマに持ち越しとなり、仕切り直しの今大会。「20アンダーパーまで伸ばせば周りは追いついてこられないはず。そこを目指していく」とぶっちぎりでの連覇を宣言した。

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2012年8月22日のニュース