吉田 来月世界選手権でV13カレリン超えだ

[ 2012年8月22日 06:00 ]

 日本レスリング協会は21日、女子世界選手権(来月27~29日、カナダ・ストラスコナカウンティ)代表7選手を発表し、55キロ級の吉田沙保里(29=ALSOK)の出場が正式に決まった。

 ロンドンで五輪3連覇を達成した吉田は、世界選手権9連覇中。この大会で優勝すると、世界選手権10連覇と世界大会V13となり、ともに“霊長類最強の男”と呼ばれたグレコローマン130キロ級のアレクサンドル・カレリン氏(ロシア)の持つレスリング界の連覇記録を超える。14日に帰国した吉田はすでに練習を再開しており、来月17日からは都内で全日本女子としての強化合宿にも参加し、金字塔に挑む。その他の階級は若手中心の構成。51キロ級の川井梨紗子(17=至学館高)は母・初江さん(旧姓・小滝)も89年大会に出場しており、日本協会によると、世界初の母娘出場となった。

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