北島 今後の競技活動は「ゆっくり考える」

[ 2012年8月22日 06:00 ]

子どもたちといっしょにプールに入って指導する北島

 ロンドン五輪の競泳男子400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得した北島康介(29=日本コカ・コーラ)は21日、今後の競技活動について「どこに目標を置くか、ゆっくり時間をつくって考えたい」と明言を避けた。当面は現在拠点としている米国と日本を行き来し、スポンサー関係の仕事などをこなす予定。再び世界の頂点を目指していくのか、競技活動の方向性を探っていく。

 この日は東京辰巳国際水泳場で、一日教師を務める水泳教室「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクトを開催。3連覇の期待がかかった平泳ぎ2種目でメダルを逃したものの、最終種目のメドレーリレーで過去最高の銀メダルを手に入れた五輪を振り返って「みんなの力を借りて、銀メダルを獲ることができた。金メダルを獲った時以上に思い出深い五輪になった」と語り、全国から集まった小学生約200人に、その銀メダルを披露。「僕にはできるという強い気持ちを持って、夢にチャレンジしてほしい」とメッセージを送った。

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2012年8月22日のニュース