貴乃花部屋と強豪校が対戦 10月に宮崎でプロアマ交流

[ 2012年8月22日 19:50 ]

 大相撲の貴乃花親方(元横綱)は22日、アマチュア相撲の強豪高校と貴乃花部屋の若手力士らによる試合を、10月に宮崎県椎葉村で計画していることを明らかにした。プロアマ交流としては画期的な試みで、相撲の底辺拡大につなげる狙いがある。

 貴乃花部屋関係者によると、親方や力士が2年前に知人を介して椎葉村を訪問し、交流を開始。同村に今春、屋根付きの土俵が完成したのに合わせ、貴乃花親方が実施を呼び掛けた。

 参加する高校は関脇豪栄道や小結妙義龍を輩出した埼玉栄や、元大関琴光喜が卒業した鳥取城北、稲川親方(元小結普天王)の母校の文徳(熊本)で、あと1校は調整中という。10月20日に5チームによるリーグ戦と、数十人が参加する個人戦を実施する予定。

 貴乃花親方は「裾野を広げないと大相撲に入る人材が少なくなってくる。これからの時代は、こうした活動が必要だと思う」と話した。

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2012年8月22日のニュース