15歳渡部 14位で終戦「あっという間すぎて…」

[ 2012年8月3日 06:00 ]

女子200メートル平泳ぎ準決勝で14位に終わった渡部

ロンドン五輪競泳女子200メートル平泳ぎ準決勝

 日本選手団最年少15歳の渡部香生子(JSS立石)は2分27秒32の全体14位で決勝進出はならなかった。予選から約1秒落とし「ちょっと硬くなった。いつも通りの泳ぎができなかった」と言って、目に涙を浮かべた。

 4月の代表選考会で出した自己ベストを出していれば、決勝に残ることができた。だが、本来の力を発揮できず、ベストから4秒近く遅れた。初の大舞台は予選と準決勝の2レースの出場にとどまり「あっという間すぎて、あんまり分からないまま終わった」と戦った実感を持てずに終わってしまった。それでも高校1年生にとっては貴重な経験だ。「やっぱり4年に1回なので雰囲気が違った。そういう雰囲気の中で負けないで、しっかり自分を持ってレースできなければいけない」。4年後の宿題をきっちりもらった。

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2012年8月3日のニュース