失格騒動に動じず フジカキ組4強入り

[ 2012年8月3日 06:00 ]

女子ダブルス準々決勝、ポイントを奪いガッツポーズの藤井(左)、垣岩組

ロンドン五輪バドミントン

 女子ダブルスで中国ペアなど8人が無気力試合で失格処分を受けた余波に“フジカキ組”も巻き込まれた。同種目の準々決勝が1日行われ、藤井瑞希(23)、垣岩令佳組(23=いずれもルネサス)は、2―0でリターユヒル、ペデルセン組(デンマーク)に勝ち4強入りした。試合前に1次リーグ敗退のインドから無気力試合をアピールされたが、世界バドミントン連盟(BWF)は訴えを却下していた。

 8強に残ったペアの半分が失格で入れ替わる異様なムードの中で行われた準々決勝。世界ランク5位の藤井、垣岩組は一進一退の攻防となった第1ゲームをジュースの末に奪った。第2ゲームも8―8と拮抗(きっこう)したが、「自分たちのプレーをするだけだった」(垣岩)と驚異的な集中力で5連続得点。直後にも7連続ポイントで一気に試合を決めた。

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2012年8月3日のニュース