充実の北島 平井ヘッドコーチも太鼓判「かちっとはまってきた」

[ 2012年7月24日 09:49 ]

競泳会場で練習する北島康介

 ロンドン五輪の競泳男子平泳ぎで3大会連続2冠を狙うエースの北島康介(日本コカ・コーラ)が23日、会場の水泳センターのメーンプールで約1時間練習した。初めて泳ぎを本格的にチェックした日本代表の平井伯昌ヘッドコーチは「(泳ぎが)かちっとはまってきた。だいぶいい」と仕上がり具合に手応えを口にした。

 北京五輪8冠のマイケル・フェルプス、昨年の世界選手権5冠のライアン・ロクテら米国代表のスター選手の初練習で一気に活気づいたプールに、北島は午後5時すぎに登場。北京五輪まで指導を受けた平井コーチがストップウオッチ片手に見守る中で、平泳ぎで50メートルを6本泳いでタイムをチェックした。練習後に明るい顔で談笑する姿に、充実ぶりがうかがえた。

 4月の日本選手権では100メートルで58秒90、200メートルで2分8秒00の今季世界最高タイムをマーク。その後は拠点の米国で徹底的に泳ぎ込んできた。平井コーチは「トレーニングをしてきている感じはある。体が大きくなった。パワーアップしていると思う」と述べた。(共同)

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