饒田トップ通過「パットさまさまです」

[ 2012年7月24日 06:00 ]

トップ通過の饒田剛央

内閣総理大臣杯第43回日本社会人ゴルフ選手権関東予選

(7月23日 東京都多摩市 府中カントリークラブ=6675ヤード、パー72)
 饒田(にぎた)剛央(38)が1オーバーの73でトップとなり、シニアの那波芳比古(58)が1打差の2位に入った。上位10人が関東大会(9月11日、箱根CC)の出場権を得た。

 「ラッキーパットもあり、パットさまさまです」と笑顔を見せたのがトップ通過の饒田だ。OB2発、12番ではトリプルボギーとショットが乱れたが、パターに助けられ73にまとめた。府中CCからは歩いて帰れる八王子在住の会社員。「競技会は休みと相談しないと出られない」とあって出場は2度目。昨年は神奈川会場で1打足りず、敗者復活で残って関東大会(箱根)へ進んだ。箱根は距離がありグリーンの難しさには定評があるだけに、パットで全国大会を目指す。

 ≪シニアは那波が突破≫1打差でトップは逃したものの、58歳の那波が堂々の予選通過を果たした。6番でトリプルボギーを叩いたが「あれで慎重にいこうと、丁寧になった」と後半は1アンダーと盛り返した。ゴルフ歴30年で00年の全国大会では初日トップという経験を持つが、ここ2年は関東予選落ちが続いている。「先週からプロにチェックしてもらってスイングも良くなった」と関東大会へ自信をのぞかせた。

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